人によって態度を変える人にどう向き合う?怒りのコントロールと実践的対処法

いやあ、最近すごく腹が立つことがあったんです。
今に始まったことではないんですが、人によって態度を変える人っていませんか?

しかも、それをあからさまにするタイプ
注意や業務改善の提案をすると、明らかに舐めた態度で返されるんです。

私が年下だから?
それとも単純にこいつの性格が悪いから?
どちらにしても、こっちのイライラは募るばかりです。


人によって態度を変えるのは「超危険」な行為

世の中には結構いますよね、そういう人。
でも、私はこれって本当に危険な行動だと思っています。

「やられた側は忘れない。」

今はそれで成り立っていても、いつか立場が逆転したとき、
助けてもらえる可能性はゼロに近いでしょう。

逆に、態度を変えない人は、のちに自分が下の立場になったときに
助けてもらえる可能性が高くなります。


「頭が悪い人」はいなくならない?

この現象、飲酒運転に似ていませんか?

あれだけニュースで危険性が取り上げられているのに、
いまだに飲酒運転をする人がいる。

  • 情報が届いていない
  • 届いていても理解していない
  • そもそも自分は大丈夫だと思っている

こういう人はゼロにならないんですよね。
だからこそ、私たちの側がどう受け止めるかが大事になります。


対処法:無理に変えようとしない

  1. 正面からぶつからない

    相手の性格や習慣を変えるのはほぼ不可能。
    正論をぶつけても、逆ギレされることも多いと思います。 話の通じない人にはそれなりの対応でいいと思います。例えば間違ったことを言ってきても、そうですね、はいはいと流すなど。

    業務に支障が出ない場合は、適当でいいと思います。間違っていたら相手がこれから困るだろうなあとかいう感情は捨てて、適当にやってやりましょう。
  2. ビジネスライクに割り切る

    会話は必要最低限にし、淡々とイライラを見せず業務連絡だけ雑談で距離を縮めない
    → 相手が「効いてる効いてる」と思うのを防ぎます。

  3. “観察モード”に切り替える

    「この人は人によって態度を変える人」という前提で観察対象にする。
    上下関係で態度がどう変わるか記録してみると、
    イライラよりも好奇心が勝つ瞬間が出てきます。 将来の自分の部下への接し方の反面教師にもなります。
  4. 記録を残す

    あまりにも横暴な態度や理不尽な事を言ってきたりした場合は、記録に残しておきましょう。自分が病んでしまった場合や、上司に配置転換を申し込む際の証拠になります。
  5. 未来に期待しない

    飲酒運転と同じく、態度を変える人種はゼロにはなりません。
    → 「相手を変える」より「自分の考え方を変える」に注力しましょう。

心理学的アプローチで感情を整える

⭕️怒りは「6秒」でピークを超える

心理学では、怒りのピークはたった6秒と言われます。
深呼吸して6秒数えるだけで、理性が働き冷静になれます。

⭕️怒りは「第二次感情」

実は怒りの裏には「悲しい」「困った」「不安」といった第一次感情があります。
「なぜ自分は怒ったのか?」と考えるだけで、落ち着いて対処しやすくなります。

⭕️ABC理論で受け止め方を変える

  • A(出来事):挨拶したのに無視された
  • B(受け止め方):忙しいのかな?
  • C(感情):イライラ → 心配に変化

受け止め方次第で感情も変わるという考え方です。

⭕️リフレーミング(視点変換)

嫌な人に対しては、どうしても嫌なところばかり見えます。
そこであえて、

「この人のおかげで私は冷静さを鍛えられている」

と視点を変えると、少し楽になります。


Q&Aコーナー

Q. 怒りを抑えきれないときは?

A. まずは深呼吸して6秒待つ。
その間に「自分が怒っている本当の理由(第一次感情)」を探すと、冷静に言葉を選べます。
冷静さを失うとマトモな受け答えが出来ないんですよね。

いかに怒りを抑えて接するのかが大事です。


Q. 態度を変える人をいつか見返したい!

A. その感情を自分が成長する為のエネルギーに使いましょう。「いつか上司になる時の反面教師にする」と思えばモチベに変わります。そして、今までイラついていた人がどうでもいいと思えるくらい人間的にも成長してやりましょう。


今日のまとめと持ち帰りポイント

  • 人によって態度を変える人はゼロにならない
  • 正面からぶつかるより、被害を減らす戦略が大事
  • 観察モードに切り替えるとイライラが減る
  • 怒りは6秒で収まる、第一次感情を探そう

今日の持ち帰りポイント

「相手は変わらない。自分の受け止め方を変える方が早い。」

次にイラッとしたら、ぜひ「6秒ルール」を思い出してください。私的にこの6秒がかなり効果的です。